これまでGTRACINGという類似品を2年近く使ってきたのですが、2022年夏に背もたれが壊れてしまいした。約2万円でしたが、毎日のように使っていたので十分もとは取れました。

壊れて分かるゲーミングチェアの快適さ…。足置き代わりに使っていたピアノ椅子で代わりに仕事をしていましたが、1日が終わるころにはかなりの疲労が…。
急いでゲーミングチェアを買わなくては!
そう思いAmazonのタイムセールで見かけたのは「AKRacing Premium Monarca」というゲーミングチェアです。
AK Racingの最高級品を買ってみるか!
AK Racing Premium Monarcaとは?
“AK Racing Premimum Monarca”の読み方は「エーケーレーシングプレミアム モルナカ」と読みます。
“Monarca”はスペイン語です。日本語では「君主」という意味らしいです!
AK Racingの中で最も価格の高いシリーズ…、名前もまさに最高地位にあります。
本記事を見ている方は、AK Racingがゲーミングチェアであることや、他のシリーズもおおよそ知っている想定をしております。
ここからはAK Racing Premimum Monarca自体の特徴について取り上げます。
特徴1:AK Racingシリーズ最高級品で約16万円
「AK Racing Premium Monarca」は一般客を想定していないビジネスユースのゲーミングチェアです。
2023年1月時点でAmazon公式ストアで購入可能なシリーズの価格を比較してみます。
シリーズ | 価格 |
---|---|
Wolf(4カラー) | 45,255円 |
Nitro V2(5カラー) | 48,278円 |
Overture(6カラー) | 50,303円 |
Pro-X V2(5カラー) | 57,800円 |
Premium(3カラー) | 70,498円 |
Premium Monarca(1カラー) | 158,000円 |
※1 子供向けPINONシリーズは省略しています
※2 カラーバリエーションによって価格が異なる場合、高額な価格を記載しています
2023年時点でAK Racingの中で最安のシリーズは「Wolf」で約45,000円です。
それに対して最高級のシリーズが、この記事でご紹介している「Premium Monarca」で約160,000円なのです。
特徴2:AK Racingらしさはそのまま…!
最高級のAK Racing…機能的で、なんならピカピカ光るのかと思いきや、AK Racingらしい機能にとどまっています。
- 座面の高さ調整
- 背面の180度リクライニング
- 座面チルト※3
- 4Dアームレスト※4
※3 体重をかけると背もたれだけでなく座面も傾く機能
※4 アームレストが前後左右・高さ・角度が調整可能な機能
こ、これだけ…?
公式ホームページを確認しても、特徴は大きく上記の通りです。
ただ、他のシリーズでも180度リクライニングくらいであれば全て対応しているのです…。
シリーズ | 座面高さ調整 | 180度 リクライニング | 座面チルト | アームレスト可動 |
---|---|---|---|---|
Wolf | ○ | ○ | × | × |
Nitro V2 | ○ | ○ | × | × |
Overture | ○ | ○ | × | × |
Pro-X V2 | ○ | ○ | × | 4D |
Premium | ○ | ○ | ○ | 4D |
Premium Monarca | ○ | ○ | ○ | 4D |
機能面ではPremiumから進化は特にありません。
特徴3:ゲーミングチェアでありながら牛皮張りの本格チェア
「AK Racing Premium Monarca」の唯一の特徴は、牛革張りであるということです。
シリーズ | 生地素材 |
---|---|
Wolf | ブリック生地 |
Nitro V2 | PUレザー |
Overture | PUレザー |
Pro-X V2 | PUレザー |
Premium | PUレザー |
Premium Monarca | 牛革 |
PUレザーが良い悪いというより、「牛革がイイ!」という人には唯一の選択肢であることは間違いありません。
「AK Racing Premium Monarca」のレビュー
「AK Racing Premium Monarca」を購入して届いたのは重くて大きい箱…。

ここからは実際に組み立てを行いつつ、半年近く使った私がレビューをいたします。
「AK Racing Premium Monarca」を組み立ててみた所要時間は約1時間
結論として、「AK Racing Premium Monarca」の組み立ては成人男性でおおよそ1時間かかりました。
ただし、この記事を書くために写真を撮りながらの組み立てでしたので、DIYに慣れているような方であれば30分くらいで作れると思います。
段ボールこそ重いですが、それぞれのパーツはそれほど重くはないので、女性でも頑張れば組み立ては出来そう打と思いました。
「AK Racing Premium Monarca」の段ボールを開封すると次のような部品が含まれています。

ざっくりと次のとおりです。
- 背もたれ
- 座面
- ランバークッション
- ネッククッション
- 脚
- その他パーツ

「AK Racing Premium Monarca」の組み立て説明書は画像付きで、個人的にはそこまで難しいものではありませんでした。

組み立てに必要な六角は付属していますが、「ドライバー」は必要です。

私は次のような工具キットを持っているので、とっさのときに便利です。
細かい手順は省きますが、ざっくりと座面と背面を取り付けます。

次にカバー類をネジで締めます。

座面下部と脚を取り付けるパーツを取り付けます。


脚に座面を乗せて、アームレストを取り付けたらほぼ完成です。


ちなみに、頭や腰を支えるクッションはこのように背面を通して専用のパーツで固定します。

そして「AK Racing Premium Monarca」は1時間も経たずに組み立てを完了しました。

組み立てて早々に「アームレスト」は不要と気づいた
私は机にキーボードスライダーを付け、さらに外付けのという「アームスタンド」を取り付けています。

次の画像のように、アームレストを最も低くしても、外付けのアームスタンドを干渉してしまうのです…。

これは買う前から想像ついていたこと…。GTRACINGもアームレストは外して使っていました。
組み立てて早々、アームレストは外すことになりました。

こうして出来上がった、アームレストなしの「AK Racing Premium Monarca」は次のようになります。



「AK Racing Premium Monarca」を約半年使ってみたレビュー
結論として、「AK Racing Premium Monarca」は身長約170cm(165cm~169cm)の私でも快適です。
しかし、座面だけはもう少し低い方が良いです…。
「AK Racing Premium Monarca」は座面を最も低く調整した場合でも、他のモデルに比べて5cmも高さに違いがあります。
シリーズ | 座面高さ調整 | 座面厚さ | ひざ下最小 |
---|---|---|---|
Wolf | 33.0~40.0cm | 10cm | 43.0cm |
Nitro V2 | 33.0~40.0cm | 10cm | 43.0cm |
Overture | 34.0~41.5cm | 10cm | 44.0cm |
Pro-X V2 | 32.0~39.0cm | 13cm | 45.0cm |
Premium | 36.5~43.0cm | 10cm | 46.5cm |
Premium Monarca | 36.0~42.5cm | 12cm | 48.0cm |
足を地面につけて踏ん張る座り方の人は、身長が170cm以上、理想としては175cmくらいないと快適じゃないかも…。
座面の高さ以外に「幅」も大きく異なるポイントですが、これは大きさによるメリットはあまり感じられません。以前使っていたGTRACINGより超快適になったとも言えません。
シリーズ | 座面幅 |
---|---|
Wolf | 39cm |
Nitro V2 | 37cm |
Overture | 39cm |
Pro-X V2 | 39cm |
Premium | 38cm |
Premium Monarca | 55cm |
さすがMonarca、他のシリーズよりも座面幅が10cm以上も幅が広いので、ふんぞり返れそうです。
そして、全体を覆う牛革は、まるで高級ホテルのソファのような肌触りです。
この記事を公開している冬の時期はあまり実感が出来ませんが、購入した当初の夏の時期は肌が直接触れることもあり特に実感していました。
リクライニングも素晴らしい!
私が以前に使っていたGTRACINGとの比較となりますが、調整の際にスムーズでうるさくないのが地味に嬉しいです。
「AK Racing Premium Monarca」はどんな人におススメ?
ここまで挙げてきた内容をまとめます。
「AK Racing Premium Monarca」は「牛革で高級品」という点が魅力的でない限り、個人で購入するにはおススメ出来ません。
正直なところ、私は買って後悔しました。
その理由は「下位モデルでよかった!」という理由です。
なぜなら、機能はほぼ下位モデルと変わりないし…
ただ、ゲーミングチェア自体の性能としては、流石です。買った直後から生活には欠かせません。
私の場合、ゲーミングチェアに座りながら、基本的にフットレストに足を乗せることが多いです。フットレストに私は昔から持っているピアノ椅子を使っています。
ブランドを統一したいのであれば、AKRacingのオットマンも良いかもしれません。
さいごに
「買って後悔した」と書いてはいますが、ゲーミングチェアとしては大満足で、これから壊れるまで使います。
「これだけの高級品を買っている自分!」…という自分自身に陶酔が出来ますし、「私は椅子に10万円以上出すくらいテレワーク環境に力を入れている!」とも主張が出来ます。
周りにマウントを取られずストレスフリーなゲーミングチェア…、人によってはかなり良い選択肢だと思いました。
マジナライフの森田ユウゴです!
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買い物を2007年には、店頭よりネット通販に移行した30代男性。これまで、楽天市場・Amazonで総額600万円近く使ってきました。
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