クリーンノートKaite2とは?消耗品ゼロの仕組み・種類・デメリット
クリーンノートKaite2は、保存するノートではなく、その場で書いて消すためのメモパッドです。紙、インク、電池を使わず、一部分だけ消せる。この仕組みには惹かれましたが、調べてみると「消す前に撮影できるか」が購入判断の分かれ目でした。
私は文房具ガジェットが好きで、子どものころは磁性のお絵かきボード、以前はSHARPの電子ノートを使っていました。ただし、Kaite2自体は購入していません。書き心地をレビューするのではなく、この2つの使用経験と公式情報を手掛かりに、買う理由と見送る理由を整理します。
先に私の結論を言えば、2026年の今からKaite2を積極的には探しません。Kaite2は販売終了、後継のKaite2Sも在庫限りだからです。それでも、残さない電話メモや計算を何度も書く人なら、状態と付属品がそろった在庫品には選ぶ余地があります。
Kaite2は磁力で書いて消せるメモパッド
Kaite2は2020年1月6日に発売されました。ペン先の磁石が、シート内のマイクロカプセルに入った鉄粉を引き寄せて線を作ります。鉛筆の芯やインクを表面へ付ける道具ではありません。
子どものころに遊んだ磁性お絵かきボードを思い出しました。違うのは、Kaite2が細かな文字を書き、一部分だけ直す用途まで想定していることです。
消耗品・電池が不要
「消耗品ゼロ」は、紙、インク、マーカー、電池を補充せずに書き消しできる、という意味です。電話中の走り書きや計算用紙を毎日捨てているなら、ここがKaite2を選ぶ一番分かりやすい理由です。
もちろん、本体や専用ペンまで永久に使えるわけではありません。メーカーは通常使用で繰り返し使えると案内していますが、回数や年数で示した寿命は公表していません。
表面から部分消去できる
広く消すときは付属の専用イレーザー、文字を直すときはペンのキャップ側にあるイレーザーを使います。
私が子どものころに使ったボードは、レバーを動かすと全面が消えるものでした。Kaite2は表側から消すので、図を残したまま数字だけ書き換えられます。この差が、おもちゃではなく実用品として使える理由でしょう。
Kaite2の種類と付属品
中古品や残った在庫を探すなら、商品名より型番を見る必要があります。Kaite2には4種類があり、よく似た後継品のKaite2Sも流通しているためです。
A4・B5と無地・方眼
A4とB5に、それぞれ無地と5mm方眼が用意されました。図や計算なら無地、文字の位置をそろえたいなら方眼が選びやすいでしょう。色はA4がホワイト、B5がブルーです。

| サイズ | 罫線 | 品番 | 発売時価格(税抜) |
|---|---|---|---|
| A4 | 無地 | KA-202P-JP | 4,200円 |
| A4 | 5mm方眼 | KA-202G-JP | 4,200円 |
| B5 | 無地 | KA-201P-JP | 3,600円 |
| B5 | 5mm方眼 | KA-201G-JP | 3,600円 |
表の金額は発売時のメーカー希望小売価格です。現在の販売価格と比べる基準ではなく、型番を見分けるための記録として見てください。
専用ペン・イレーザー・ケース
付属の専用ツインペンS2は、太字と中字を使い分ける両端式です。替え芯を買う筆記具ではありませんが、磁石を使う専用品なので、一般的なペンでは代用できません。

広い範囲を消す専用イレーザーも付属していました。中古品でこの2点が欠けていると、買った直後から使いにくくなります。別売りのフェルト製ケースは、持ち運ぶ人向けの追加品です。専用品も販売元・在庫・価格が変わるため、購入前に対応型番まで確認してください。
発売時価格は履歴として見る
発売時は、専用ペン1,200円、専用イレーザー800円、ケースがA4用1,800円、B5用1,600円でした。いずれも税抜です。
ただし、販売終了品では定価よりも「必要な付属品がそろっているか」の方が重要です。安い中古品にペンやイレーザーを買い足すなら、後継品や別のメモ端末も比較した方がよいでしょう。
紙・電子メモとの違い
Kaite2をノートの代用品と考えると、保存できないことが欠点になります。「あとで読み返すか、用が済んだら消すか」で考えると、紙や電子ノートとの違いは単純です。
ここでは、短命なメモを繰り返し書く用途が近い製品と、私が実際に使った電子ノートだけを販売導線として掲載します。PDF閲覧が中心の端末や、専用紙の筆跡を保存するスマートペンは仕組みと購入目的が異なるため、直接の購入候補から外しました。
紙のノートとの違い
紙なら、書いたページがそのまま履歴になります。Kaite2は1枚の筆記面を使い回すため、電話メモ、計算、今日だけのTODOのように、役目を終えたら消せる内容向けです。
私は考えを後から見返すことがあるので、議事録や学習記録には紙を選びます。撮影を忘れて消す心配がなく、ページ同士のつながりも追いやすいからです。
紙のページを使いながら繰り返したい場合は、濡れた布や熱で消すHOMESTECの再利用ノートが別方式の候補になります。磁力で1枚を部分消去するKaite2とは、消し方もページ数も異なります。
電子ノートとの違い
保存せず、その場で書いて消す用途なら、8.5インチLCDのBoogie Boardも比較対象になります。電子式である点はKaite2と異なるため、電源方式や消去方法を商品仕様で確認してください。
以前使っていたSHARPの電子ノートでは、ページを増やして過去のメモを端末内に残せました。Kaite2には電源が要らない代わりに、ページも履歴もありません。私にとっては、この差が「電子ノートの代わりにはならない」と判断する決め手です。
私が使っていたWG-PN1の商品ページは現在も開けますが、Kaite2の後継品ではありません。保存できる電子ノートとの違いを確認するための比較対象であり、価格・在庫・販売元は購入時点で確認が必要です。
手書きをデータでも残したいなら、専用ペンの筆跡をアプリへ取り込むRoWrite 2の実機レビューも比較材料になります。Kaite2は消して使い回す道具、RoWrite 2は紙の筆跡を同期する機器です。
データ保存は撮影が必要
残したい内容は、消す前に自分で撮影します。発売当時の専用アプリも筆跡を自動同期するものではなく、筆記面を撮影し、輪郭や傾きを補正して画像保存するものでした。
2026年7月24日時点では、現行OS向けの配布・対応状況を確認できませんでした。端末標準のカメラでも記録はできますが、書くたびに撮影するなら、その手間を許容できるか考えておきたいところです。
私は保存したいメモが多いので、ここでKaite2を見送ります。反対に「消す前提」で書ける人なら、保存機能がないことは問題になりません。
2026年に買う前の確認事項
2026年7月24日時点で、Kaite2は公式に販売終了、後継のKaite2Sも在庫限りです。見た目が似た商品ページを開いたら、まず型番を確認してください。
Kaite2とKaite2Sの型番
Kaite2の品番は、A4がKA-202P-JP/KA-202G-JP、B5がKA-201P-JP/KA-201G-JPです。末尾は「JP」で終わります。
Kaite2SはKA-202P-JP2のように、末尾へ「2」が付きます。付属ペンも7gの万年筆タイプへ変わっており、Kaite2と同じ製品ではありません。
価格・在庫・付属品
販売終了品には、メーカーが示す現在の統一価格や在庫がありません。購入画面では次の4点を確認します。
- 型番: Kaite2かKaite2Sかを末尾まで確認する
- 付属品: 対応する専用ペンと専用イレーザーの有無を確認する
- 状態: 筆記面の黒ずみ、傷、消去状態を確認する
- 価格: 発売時価格ではなく、購入時点の販売価格で比較する
現行ラインアップを含む販売状態は、プラス公式のKaiteシリーズページで確認できます。
Amazonの商品ページで確認できるA4無地のKA-202P-JP2は、本記事で扱うKaite2ではなく後継のKaite2Sです。両者は別製品であり、Kaite2Sも在庫限りです。価格、販売元、在庫、付属品は購入時に確認してください。
向く人・向かない人
電話メモ、計算、今日のTODO、図の下書き。このような短命なメモを何度も書き、紙を捨てるのが気になる人には合います。
ページを蓄積したい人、全文検索したい人、自動同期を期待する人には向きません。私のように後から読み返す人は、紙か電子ノートを選ぶ方が素直です。
まとめ
Kaite2は、残さないメモに割り切ると魅力が分かる磁性メモパッドです。紙もインクも電池もいらず、書き間違えた部分だけ消せます。
- 専用ペンの磁石で書き、専用イレーザーで部分消去できる
- A4・B5と、無地・5mm方眼の組み合わせがあった
- 本体に保存機能はなく、残すには撮影が必要
- Kaite2は販売終了、Kaite2Sも2026年7月24日時点で在庫限り
ただし、保存には撮影が必要です。私はこの手間と販売終了の状況から見送りますが、消す前提の用途が決まっているなら候補になります。在庫品や中古品では型番を見分け、専用ペン・イレーザーと筆記面の状態を確認してください。発売当時の仕様と価格は、プラス株式会社の発売リリースに残っています。
マジナライフの森田ユウゴです!
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買い物を2007年には、店頭よりネット通販に移行した30代男性。これまで、楽天市場・Amazonで総額600万円近く使ってきました。
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