mimibutaを選ぶまで|ウレタン・再使用型・イヤーマフを試した比較
私はウレタン、再使用可能なフランジ型耳栓、イヤーマフなどを試した後、装着感と着脱のしやすさを両立したくて、オーダーメイド耳栓「mimibuta」を選びました。
市販の耳栓が悪かったわけではありません。長時間移動、会社での作業、自宅での勉強という私の使い方では、どの方式にも合う点と困る点がありました。
この記事は、2018年にmimibutaを注文するまでに試した耳栓と、オーダーメイドを検討した理由をまとめた第1回です。注文方法を探している人は、mimibutaの注文方法と耳型採取の体験記へ進んでください。
遮音の感じ方や装着感には個人差があります。この記事では私の体験を比較し、医療効果、聴覚保護、一定の遮音性能を保証しません。
結論|市販耳栓では満たせずmimibutaを選んだ
私が求めていたのは、長く着けられ、会話のたびに外しやすく、持ち運びやすい耳栓でした。市販品を試した結果、一つの製品ですべてを満たすのは難しいと感じました。
耳栓を使い始めたきっかけは、飛行機を含む長時間移動です。当時使っていたBose QuietControl 30が出張中に故障し、音楽を流さずに使える方法を探し始めました。
自宅でも勉強中にイヤホンを着けることが多く、音を抑えるための道具を別に持ちたいと考えました。そこから、ウレタン、再使用可能なフランジ型、イヤーマフ、シリコン粘土型、電子式などを比較しました。
| 方式 | 私が良いと感じた点 | 私の使い方で困った点 |
|---|---|---|
| ウレタン | 小さく、種類を試しやすい | つぶして入れ、膨らむのを待つ着脱の手間 |
| 再使用可能フランジ型(TPE系) | イヤホンのように着脱しやすい | 私には音の変化が物足りず、手入れも必要 |
| イヤーマフ | 耳へ挿入しない | 大きさ、重さ、圧迫感、携行性 |
| その他 | 用途に合わせた選択肢がある | 製品ごとの違いが大きく、目的の整理が必要 |
その結果、既製サイズから選ぶのではなく、自分の耳型に合わせて作る方法を検討しました。これが私がmimibutaへ進んだ理由です。万人に同じ選択を勧める結論ではありません。
実際に使った3方式と購入候補を比較
実際に使ったのは、ウレタン、再使用可能なフランジ型、イヤーマフです。電子式、シリコン粘土型、イヤホン型は購入候補として調べました。ここからは体験と候補を分けて紹介します。
ウレタンタイプ|種類を試しやすいが着脱に手間がかかった
ウレタンタイプは、小さくつぶして耳へ入れ、膨らむのを待つ方式です。私はMOLDEXのお試しセットなど、形や硬さが異なる複数の製品を使いました。
最初に使ったのは、形や硬さを一度に比べられるMOLDEXのお試し8種セットです。
お試しセットで形を比べた後、MOLDEXのウレタン製Camo Plugsを継続購入する候補にしました。旧掲載カードのAmazon商品ページ(ASIN: B00ABAMIHM)は2026年7月24日の確認時点で到達できなかったため、カードを外しています。
- 耳栓を細くつぶす
- 耳へ入れる
- 膨らんでフィットするのを待つ
- 合わなければ外してやり直す
うまく装着できたときの音の変化は、私には分かりやすく感じられました。一方、会社で話しかけられるたびに外し、もう一度装着する使い方は面倒でした。
製品ごとの遮音値や正しい比較方法は、耳栓のNRR・SNRと選び方で扱っています。本記事では数値の優劣を断定しません。
再使用可能フランジ型|着脱しやすいが手入れも必要だった
再使用可能なフランジ型は、イヤホンに近い感覚で着脱できました。私はMOLDEX ROCKETSを複数用意し、会社、ベッドサイド、かばんへ分けて置いていました。
着脱の手間を減らすために使ったのが、MOLDEX ROCKETS 6400です。
MOLDEX公式の製品情報では、ROCKETSを洗って再使用できるフランジ型と説明し、フランジ素材を軟質TPEとしています。技術資料ではTPEとEVAが記載されています。販売ページでTPR(熱可塑性ゴム)と表記される場合もありますが、シリコン製耳栓とは分けて扱います。
同僚と話すときに外し、集中したいときに戻す使い方には便利でした。ただし、私にはウレタンタイプほど音の変化を感じられず、長く使うには汚れへの対応も必要でした。
これは私が当時使った製品での感想です。同じTPE・TPR系でも形状や装着状態は異なるため、ほかの再使用可能耳栓で必ず同じ結果になるとは限りません。
ROCKETS 6400はメーカーが水洗いと再使用を案内しています。別素材の耳栓まで同じ方法で洗えるとは限らないため、各商品の説明を確認してください。
イヤーマフ|耳へ入れないが持ち運びにくかった
イヤーマフは耳穴へ入れず、耳全体を覆う方式です。耳へ挿入する感覚を避けたい場合の候補として比較しました。
耳へ入れない方式として、ProCase PC-08361737も比較しました。
私が困ったのは大きさと装着時の圧迫感です。飛行機や出張へ持ち歩くにはかばんの場所を取り、長時間の利用では重さも気になりました。
耳へ入れない点を優先する人には、イヤーマフが合う場合もあります。私が求めた携行性とは合わなかった、という比較結果です。
その他の方式|電子式・粘土型・イヤホン型も候補にした
電子式、シリコン粘土型、イヤホン型も購入候補として調べました。方式ごとに電源、成形、着脱、持ち運びなどの条件が変わります。
電子式では、アクティブノイズキャンセリング機能を備えたQuietOnを候補にしました。普段使っていたノイズキャンセリングイヤホンとの役割が重なるため、私は購入していません。
- 電子式: ノイズキャンセリングイヤホンとの役割の違いを判断しにくかった
- シリコン粘土型: 耳の形に合わせやすそうだが、着脱と携行が気になった
- イヤホン型: 装着は分かりやすいが、既に持っていたイヤホンとの差を決めにくかった
以下のMack’s Pillow SoftとJOYLISTEN ERH-03は、当時調べた購入候補です。私は実際には使っていないため、商品カードは方式や形を確認する参考として掲載します。
Mack’s Pillow Softは耳穴へ押し込むフランジ型ではなく、耳の入口を覆う成形可能なシリコンパテ型です。MOLDEX ROCKETS 6400とは素材も使い方も異なります。シリコン製品の手入れは、シリコン耳栓を水洗いできる条件と洗い方を確認してください。
掲載している7商品のリンクは2026年7月24日に到達を確認しました。価格、販売元、セット内容、在庫は変わるため、購入画面で商品名と型番を確認してください。
市販耳栓で満たせなかった3つの条件
長時間の装着感
移動や勉強で長く使うため、装着中の違和感が少ないことを重視しました。私の場合、ウレタンは装着し直す手間、イヤーマフは重さと圧迫感が気になりました。
耳の形や感じ方は人によって異なります。私に合わなかった製品が、ほかの人にも合わないとは言えません。
必要な音との両立
会社では集中したい時間と、同僚の呼びかけへ応じる時間が交互にありました。常に音を小さくするのではなく、状況に合わせて外せることが必要でした。
周囲の音が聞こえにくくなると危険な場面もあります。移動中や作業中は安全を優先し、必要な案内や警告音を聞ける使い方を選びます。
着脱と持ち運び
出張へ持ち歩き、会話のたびに着脱できる大きさと形が必要でした。イヤーマフはかばんの場所を取り、ウレタンは再装着に時間がかかりました。
この3条件を一つずつ比べた結果、耳型を取って作るオーダーメイド耳栓を検討しました。既製品より必ず優れているからではなく、私の使い方に合わせるためです。
オーダーメイド耳栓を検討する前の注意点
本人の体験であり、遮音や聴覚保護を保証しない
耳型に合わせて作ることと、期待した遮音性能や快適さを必ず得られることは別です。フィット感、聞こえ方、圧迫感は、耳の形や用途によって変わります。
耳の痛み、違和感、聞こえに関する不安がある場合は、製品レビューだけで判断せず、医療機関などの専門家へ相談してください。本記事は診断や治療の代わりではありません。
現在の販売状況は注文前に公式ページで確認する
2026年7月24日にe☆イヤホン公式オンラインストアを確認したところ、mimibutaの商品一覧には4商品が販売中として掲載されていました。
選べる形、耳型採取、注文窓口、対応店舗は変更される可能性があります。この記事では2018年の注文条件を現行情報として案内しません。
現在の取り扱いはe☆イヤホン公式「mimibuta」商品一覧を確認してください。注文工程は、次の第2回で当時の体験と現行確認事項を分けて説明します。
現行販売情報の確認日:2026年7月24日。本人の比較体験は主に2018年当時のものです。
次はmimibutaの注文方法へ
市販耳栓との比較を終えたら、mimibutaの注文方法|耳型採取から支払いまでの体験記へ進んでください。
第2回では、私が2018年に種類を選び、来店して耳型を取り、注文した流れを紹介します。現在の注文条件と混同しないよう、当時の体験としてまとめました。
注文後に受け取ったmimibuta Silentの装着感や利用場面は、mimibuta Silentを使った感想へ分けています。購入前の比較、注文、使用感の順に読むと、シリーズ内で情報が重複しません。
私は市販品の遮音性能だけを比べ続けるのをやめ、耳型に合わせるmimibutaを選びました。長時間の装着、会話時の着脱、出張時の携行を一つの道具で両立したかったからです。万人向けの正解ではありませんが、私の使い方にはこの結論が合っていました。