Pixabay画像は加工・改変できる?現行ライセンスの禁止事項も確認
Pixabayの現行Content Licenseでは、画像を加工・改変して新しい作品にすることが認められています。ブログのアイキャッチに文字を入れる、複数素材を組み合わせるといった使い方も、禁止用途に当たらない範囲で検討できます。
ただし、色変更や切り抜きをしただけで元素材を販売・配布すること、商標が写る素材を商品やサービスに関連して商用利用すること、人物や組織の関与を誤認させることなどは禁止されています。加工すれば制限が消えるわけではありません。
私は2022年にPixabayのFAQと当時の規約を読み、ブログ画像への文字入れや縮尺変更を確認しました。この記事では古い引用を現在の根拠にせず、2026年7月24日に確認した公式のLicense SummaryとTerms of Serviceをもとに整理します。
「フリー素材だから大丈夫」ではなく、使う前に最新版の規約と素材の中身を確認します。
結論|加工・改変はできるが用途の制限は残る
Pixabay画像は、無料で使い、クレジット表記なしで加工・改変できます。一方、現行ライセンスの許可は、禁止用途に当たらないことが前提です。
License Summaryは内容を短く整理した案内で、Pixabay自身も法的に拘束力があるのは全文のContent Licenseだと説明しています。実際の利用前には、要約だけでなくTerms of Serviceも確認してください。
Content Licenseで許可されること
- コンテンツを無料で使う
- 作者名を必須表示せずに使う
- 商用・非商用の目的でダウンロード、使用、複製する
- 素材を加工・翻案して新しい作品にする
クレジットは必須ではありませんが、Pixabayは表示を歓迎しています。掲載媒体の方針や読者への透明性を踏まえ、必要に応じて作者名とPixabayへのリンクを添えます。
加工しても許可されないこと
加工の有無と、利用目的の可否は別に考えます。次のような用途は、文字入れや色変更をしても自動的に許可されません。
- 元素材とほぼ同じ状態での販売・配布
- 認識できる商標・ロゴ・ブランドを含む素材の商品・サービス関連の商用利用
- 違法、不道徳、攻撃的、名誉を傷つける用途
- 人物・ブランド・組織が自分や商品を支持していると誤認させる用途
- 素材を自分の商標、屋号、サービスマークなどの一部にすること
この一覧だけで個別案件の利用可否を保証するものではありません。素材、利用場所、商用性、第三者の権利を組み合わせて判断する必要があります。
Pixabayで許可される主な使い方
無料利用とクレジット表記
現行Content Licenseの対象コンテンツは、商用・非商用を問わず無料で利用でき、Pixabayや投稿者へのクレジットも必須ではありません。
たとえば、禁止用途に当たらず、第三者の許可が別途必要でない素材であれば、ブログ記事の説明画像やアイキャッチに使えます。企業サイトや広告で使う場合は、人物・商標・建物などが写っていないかを個別に確認します。
新しい作品への改変・翻案
文字、図形、別の画像などを組み合わせ、全体として新しい作品にする加工は許可の範囲に含まれます。
- 画像へ記事タイトルを入れてアイキャッチを作る
- 複数の写真、図形、テキストを組み合わせる
- 説明に必要な範囲を切り抜き、別の要素と編集する
- 色調を変え、デザイン全体の一要素として使う
ただし、フィルター、色変更、サイズ変更、切り抜きだけでは、Termsが定義するStandaloneのままだとされます。販売・配布を考える場合は、軽い加工だけで「新しい作品になった」と決めつけないでください。
禁止用途で迷いやすい例
Standaloneでの販売・配布
Pixabay素材を、創作的な変更を加えず実質的に同じ形のまま販売・配布することは禁止されています。
対象はデジタルファイルだけではありません。画像、動画、音声、NFT、プリント、壁紙、ポスター、商品など、デジタル・物理の両方が例示されています。
| 使い方 | 現行Terms上の考え方 |
|---|---|
| 画像をリサイズして素材集として再配布 | Standaloneに当たり得る |
| 色を変えただけの画像をポスター販売 | Standaloneに当たり得る |
| 写真・文字・図形を組み合わせた記事のアイキャッチ | 新しい作品になり得るが、他の禁止事項と第三者権利も確認 |
商標・ロゴが写る素材
認識できる商標、ロゴ、ブランドが含まれる素材は、商品やサービスに関連する商用利用が禁止されています。特に、素材を印刷した商品や物理製品の販売は明示的な禁止例です。
さらに、Pixabay素材そのものを商標、デザインマーク、商号、屋号、サービスマークへ組み込むこともできません。ロゴが小さく写っている場合でも、見える状態なら利用前に確認します。
人物を誤認させる使い方
人物が写る素材は、その人が商品、サービス、団体、主張を支持しているように見せてはいけません。
病気の治療中である、特定のサービスを使っている、政治的な立場を支持しているなど、素材の人物について事実でない印象を与える使い方にも注意が必要です。ポルノ、攻撃的、差別的、名誉を傷つける文脈に加え、政党・候補者・政治的見解の宣伝や支持に関わる文脈もTermsの禁止事項に含まれます。
人物だけでなく、ブランドや組織が自分と提携しているように示すこと、素材を自分が作成・所有していると誤認させることも禁止されています。
ダウンロード前後に確認すること
素材ページと規約を記録する
利用する素材のURL、投稿者名、公開日、ダウンロード日、規約の確認日を残します。
- 素材ページのURLとスクリーンショット
- 投稿者名と素材のタイトル
- 公開日とダウンロード日
- License SummaryとTermsのURL・確認日
- 加工前ファイルと完成物
記録を残しても、第三者の許可が不要になるわけではありません。後から利用経緯を確認できるようにする実務上の記録です。
人物・商標・建物など第三者の権利を確認する
PixabayのContent Licenseだけで、画像に含まれるすべての権利が処理されるわけではありません。
Termsは、著作権、商標権、意匠権、著作者人格権、所有権、財産権、プライバシー権などが別に存在し得ると注意しています。人物、ロゴ、ブランド、商品、建築物、音声・映像サンプル、組織などが対象例です。
Pixabayは、個々の素材について必要な同意やライセンスが取得済みだと保証していません。商用利用や誤認リスクのある用途では、権利者の許可が必要かを確認し、判断できない場合は使用を避けるか専門家へ相談してください。
規約の更新日と適用ライセンスを確認する
2026年7月24日に確認したTerms of Serviceの最終更新日は、2024年11月18日です。Termsは以前の規約より優先され、改定後もサービスを使い続けると新しいTermsへの同意になると定めています。
2022年にこの記事で参照したFAQと旧規約の英語文は、当時の読解記録です。現在の利用判断には、その引用ではなく最新版のLicense SummaryとTermsを使います。
また、現行Termsでは、2019年1月9日より前の公開日が表示される素材をCC0 Contentとして扱い、それ以外の素材へContent Licenseを適用しています。素材ページの公開日も一緒に確認してください。
別サービスの素材には別の規約があります。Icons8の利用条件や解約後の扱いは、Icons8のライセンス確認記事で分けて整理しています。
まとめ|加工前に現行規約と素材の権利を確認する
Pixabay画像は加工・改変できますが、加工後も禁止用途と第三者の権利確認は残ります。
- 許可: 無料利用、任意のクレジット、新しい作品への加工・翻案
- 禁止: Standalone販売・配布、商標を含む素材の一部商用利用、違法・不道徳・誤認用途、商標等への組み込み
- 別確認: 人物、ロゴ、ブランド、建物、商品、プライバシーなどの第三者権利
- 鮮度: 素材の公開日とLicense Summary・Termsの更新状況
利用前にLicense Summaryで全体を把握し、Terms of ServiceのContent LicenseとProhibited Usesを確認してください。本記事は公式規約の要約であり、個別案件の適法性を保証する法律相談ではありません。
マジナライフの森田ユウゴです!
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