インスタで映える写真を撮る、メルカリで商品をキレイに撮影して高く売る…。
スマホでの写真撮影は今や欠かせませんよね。
組み立てるだけでプロ風の写真が撮れる「撮影ボックス」があると、どうでもいい「100円のカミソリ」がまるで「芸能人が使っているブランド品」に見えてきます。


これらをダイソーの商品だけを使って2,000円以内で作ることが出来ます!
撮影ボックスを求めて情報を探してみる
普段は次のような環境で写真を撮影しています。


この環境で写真を撮影して、RazerのNaga Pro(記事はこちら)なども撮影してきました。

よく見ると「暗い」と感じる…。
自宅のレイアウト上、仕方がないです。スマホのライト機能だと反射して綺麗にならないし…。そこで「撮影ボックス」と言うものに出会いました。
Amazonでは次のような商品があります。
ほぼ6,000円…。
撮影ボックスとはそもそも「照明」と「背景」さえ満たすことが出来ればよいのでシンプルな構造です。
写真素人の私に、この商品に対して6,000円の価値を感じられない…。かといってノーブランド・謎メーカーの3,000円くらいの商品はゴミ率が高い…。
最終的に私は価格面で、何か別の手段を探してみるのでした。
ダイソーで400円の撮影ボックスが売っている場所がある?
どうやらダイソーには400円の撮影ボックスが販売されている情報があります。
こちらのツイートは2021年12月の投稿ですが、記事を執筆している2022年6月時点、私の周りでは見当たりませんでした…。
調べてみたところ、もし手に入れられたとしてもサイズが約22cm四方と小さめです。
ちょっとしたアクセサリーや小物を撮影するのであればよいですが、ガジェット等を撮影するには足りません。
すでに、先人がダイソー撮影ボックスを編み出している
すでに先人の方々がダイソーの商品で撮影ボックスを作られています。
Youtubeで探す限りは一番古そうな動画がこちらです。
超簡単DIYということで、ご紹介されています。
ダイソーで販売されている「フリーマルチパネル」を組み合わせることで、撮影ボックスを作成することが可能なようですね。
こちらの動画を参考に、基本となる撮影ボックスをつくり、そこから私なりにアレンジを加えていきます。
ダイソーで買えるものだけで撮影ボックスを作ってみた
ここからは、2022年も作れるダイソーの撮影ボックスを作っていきます。
まず初めに「ド定番の白背景撮影ボックス」をご紹介し、そこからは「私オリジナルのインスタ映え系撮影スタジオ」をご紹介します。
自宅に用意しておきたいものは「はさみ」、「計測メジャーもしくは定規」と「何かしらのペン」くらいです。それ以外に必要なモノは以降でご紹介していきます。
【基本編】ド定番の白背景撮影ボックスの作り方
最終的に仕上がると次の通りになります。

ダイソーに揃っている商品を組み合わせて、基本の撮影ボックスを作りましょう。
ダイソー商品だけで作れる撮影ボックスを作るのに必要な材料
用意する商品は次の7点です。
- フリーマルチパネル×5枚
- フリーマルチパネル用 連結ジョイント×2セット
- 単三電池式LEDライト×2個
- 画用紙×1セット
- 単三電池6本以上×1セット
- ネオジム磁石×2セット
- ステンレスフック×1セット




※画像をクリックで拡大可能です
合計:1,400円(税込み:1,540円)
磁石とステンレスフックは私の好みです。自宅にセロテープがあればそれでも代用出来ます。詳しくは以降の作り方をご確認ください。
ダイソー商品だけで作れる撮影ボックスの作り方
作り方は、説明がいらないくらい簡単です。
フリーマルチパネルを組み合わせて画用紙を中に入れるだけです。
フリーマルチパネル5枚とジョイントは次のような商品です。

フリーマルチパネルは組み立ててラックにするのがダイソーの想定していた用途でしょうね。

これらのマルチパネルを工具なしで組み立てを可能にしてくれるのが、連結ジョイントです。


連結ジョイントは四方に向いた差込口があるので、それぞれマルチパネルの端を繋げることが出来ます。繋げると次のような感じになります。

連結ジョイントは実は4方向だけでなく内側にも連結部分があるので上下左右どこにでも連結が出来てしまいます。


このように組み合わせると、ダイソーだけで作る撮影スタジオがほぼ完成です。

この内側に「画用紙」を使って背景を作ります。
画用紙はサイズが縦×横が60cm×35cm以上あると安心です。
私は次のようなものを買いました。

これをマルチラックのサイズに合わせてはさみで切り合わせます。
ちなみにマルチラックの内側は、私が作る限りでは35.1cm四方となっています。

画用紙もざっくりと35cm程度の幅に切ります。
切ったが画用紙を中に入れます。


その際に登場するのが「ネオジム磁石」と「ステンレスフック」です。

画用紙の固定はセロテープでもいいのですが、ある程度使いまわしや調整がきくようにマグネットで固定をします。
ちなみに、ステンレスフックは粘着テープの商品で構いません。次のようにテープをはがします。

これにネオジム磁石を付けるとガッチリとくっつきます。

次の写真のとおり、ダイソーのフリーパネルの厚さであればある程度引っ付きます。

これらを四隅にひっかかるようにして、その中に画用紙を入れると次のようになります。

構造としてはステンレスフックがいい具合に画用紙を固定してくれています。
透明な板で見てみると次のようなイメージです。

繰り返しになりますが、セロテープでも問題はありません!
最後に100円ライト2個を撮影ボックスの上面に設置します。


これらを俯瞰してみると…。

コレだよ、コレ!
ダイソーで購入できるものだけで、想像通りの撮影ボックスが出来ました。
ダイソー商品だけで作れる撮影ボックスで撮影をしてみた
ここに、何の変哲もない100円カミソリがあります。

このカミソリを撮影ボックス内で撮影してみると…。


Amazonの商品紹介画像みたい(笑)
バックが白いというだけでしっかりと撮影された写真と言う印象です。Amazonだと500円くらいで購入出来そうなカミソリに見えますよね(笑)
写真の印象だけで安っぽくも高くも見えてくるのがやはり不思議です。
ここまでは、すでに多くの事例がある基本編です。
この撮影スタジオを応用して「インスタ映えする」背景を作っていきます。
【カスタマイズ編】インスタ映えする撮影スタジオ風にする
基本の撮影ボックスに追加で400円分の商品を買うだけで、かなりイマドキ風の写真が撮影できるようになります。
最終的に次のような写真が撮影できるようになります。

インスタ映えする撮影スタジオに必要な商品
- PPシート 乳白色×2…(当ブログではつや消しを使いますが、光沢タイプでもOKです!)
- リメイクシート×2
合計:400円(税込み:440円)
名前だけ見ると分かりづらいので、それぞれ写真と合わせてみていきましょう。
まず「PPシート 乳白色 両面つや消し」とは次のような商品です。


少し大きな商品ですが、有料のレジ袋(L)なら入ります。これに次の写真で紹介するリメイクシートを張り付けるイメージです。
そして「リメイクシート」とは、家具や壁に貼ることを想定している木目風のシートです。


リメイクシートは写真のモノ以外にも沢山あるので、好みのモノで構いません。
インスタ映えする撮影スタジオの作り方
作り方と言っても簡単です。
「PPシート」を35cm四方にカットします。

35cmとは基本の作り方でもご紹介したとおり、内側の幅のざっくりとした長さです。
作り方によっては多少変動するかもしれなないので、ご注意ください。
PPシートをカットしたら、それに対してリメイクシートを張っていきます。
リメイクシートは次の画像のように両面テープになっています。

一気に剥がすと付けるのが大変ですので、初めは1cm~2cmほど剥がします。
それをPPシートに合わせて貼り付けます。

そして徐々にリメイクシートのテープを剥がしてPPシートに貼り付けたら完成です。

若干長さが足りないのでPPシートの半透明な部分が見えてしまいますが、撮影するうえで全ての面を写すことが少ないと思うので問題ないです。

そして、PPシート+リメイクシートのプレートを撮影スタジオの中に入れると…。

いかにもインスタ映えしそうなテーブルと壁みたいなスタジオですね。
インスタ映えする撮影スタジオで撮影をしてみた
また、100円でなんの変哲もないカミソリに登場してもらいます。

これは多分、芸能人も使っていてインスタで紹介している商品だ…。
きっと高級品と言われても疑わないであろう、オシャレなカミソリに見えます…。
白い撮影ボックスだと500円くらいの価値に見えますが、木目調の撮影スタジオにすると1,200円くらいで売っていそうな気がします…。
リメイクシートをさらに買いそろえれば組み合わせは無限
ここまでの通り作るとPPシートの裏面はこのようになっているはずです。

ここに…追加でリメイクシートを購入していけば可能性は無限大です。
例えば黒く塗られた木のようなシートと茶色の皮風のシートを買ってみました。(+210円です)

これらをPPシートに貼り付けます。

そして、またカミソリを撮影してみると…。

雰囲気が変わりますね。
リメイクシートを張り付けたPPシートはリバーシブルです。白レンガ風のバックにしてみます。

白レンガはなぜインスタっぽいのだろう…(笑)
このように、アイデア次第では無限に組み合わせることが出来ます。
PPシート単体でも撮影は出来ると思いますが、光量がある前提です。

このようなボックスであることから、プチスタジオ風に撮影することが出来るのです。
まとめ
ダイソーで販売している商品だけで、撮影に役立つグッズを作れることをご紹介しました。
- 最小構成の撮影ボックス:約1,500円
- インスタ映えする撮影スタジオ:+約500円









Amazonで売っている商品で買いそろえるなら次の商品が必要そうです。
- 【Amazon.co.jp限定】 HAKUBA 撮影ボックス : 5,980円
- エレコム 撮影背景シート バックペーパー ペーパーシート NATURAL WOOD : 1,345円
※価格は2022年6月14日時点のモノです
この2点をAmazonで買うと約7,500円です。ダイソーだけでそろえた撮影ボックス&スタジオなら5,500円ほど安く約2,000円で作れました!
これからはこれらの撮影環境を駆使してガジェットや変わりモノ商品などの写真付きレビューをしていこうと思います!
マジナライフの森田ユウゴです!
当ブログでは「それもっと早く知りたかった」と言いたくなる商品やサービスをご紹介しております!
買い物を2007年には、店頭よりネット通販に移行した30代男性。これまで、楽天市場・Amazonで総額600万円近く使ってきました。
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