私は2020年3月まで通信大学の生徒でしたので、Appleの「教育機関向けpro appバンドル」というライセンスを購入したことがあります。
今回はその経験をもとに、購入からインストールまで一連の流れや、私自身気になっていた点についてご紹介をいたします。
MacBookやiPadなどの「パソコン・タブレット」の学割この記事では取り扱っていませんので、次の記事をご確認ください!
「教育機関向けpro appバンドル」とは
「教育機関向けpro appバンドル」とは下記5つのApple製ソフトウェア合わせて2022年5月時点では24,000円(税込)というライセンスのことです。
- Final Cut Pro X
- Logic Pro X
- Motion 5
- Compressor 4
- MainStage 3
学生バンドルや教育バンドルなど呼ばれていますが、正式名称が「教育機関向けpro appバンドル」です。
「教育機関向けpro appバンドル」に含まれるソフトウェア
学割で購入可能な教育機関向けpro appバンドルには次の5つのソフトウェアが含まれます。
ソフトウェア | 概要 | 通常価格 (2022年5月時点) |
Final Cut Pro | 動画編集ソフト | 36,800円 |
Logic Pro | DTM(音楽制作)ソフト | 24,000円 |
Motion | モーショングラフィックソフト | 6,100円 |
Compressor | 動画書き出しソフト | 6,100円 |
MainStage | ライブパフォーマンスソフト | 3,680円 |
– | 合計 | 76,680円 |
正直、私は動画編集ソフトの「Final Cut Pro」とDTMソフトの「Logic Pro」以外は使ったことがありません。
でも、Final Cut Proを単品で買うより、5つ全て含まれたセットの方が12,000円安いってどういうこと…。
少なくともFinal Cut Proを買おうとしてるなら、定価よりも安くFinal Cut Proが購入できてしまいます…。
仮にすべてのソフトを購入した場合、通常価格(定価)の合計が「76,680円」です。
Appleの学割なら24,000円で購入できるので「52,680円」もお得なパッケージなのです。
「でも、学割だから通常版とは違うのでしょ?」
という声が聞こえてきそうです。
実際に購入して2年以上経った、
私の経験をもとにもう少し詳しく説明いたします!
「教育機関向けpro appバンドル」と通常版との違い
そんなに安いってことは何か制限あるんでしょ…?
と、思われるかもしれないのですが「制限は無いです」。
ど、どうせ学生期間が終わったら使えないんでしょ…?
なんと「卒業後も使えます」。
卒業後の利用に関して言えば、2020年3月に購入して2年後の2022年時点でも利用が出来ています。当然、アプリのアップデート等も追従しております。
動画編集ソフトだと、AdobeのPremiere Proも学割で有名ですが「サブスクリプション型」です。(最大1年間で更新)
それに対して、教育機関向けpro appバンドルで買ったファイナルカットプロは「永続ライセンス」です。(ずっと使える)
もし、あなたが有効な学生証を持っていて動画編集やDTMに興味を持ったら買わない理由が無いお得なパッケージです。
「教育機関向けpro appバンドル」の購入方法
「教育機関向けpro appバンドル」の購入は、Appleの学生・教職員向けストアで購入が可能です。この、学生・教職員向けストアは通常のAppleオンラインストアの他の商品を買うのと同様に購入が可能です。
ただし、教育機関向けpro appバンドルはソフトウェアのライセンスを購入する形になるので、購入後はメールでライセンスが送られてきます。
私が購入したのは2020年3月20日でしたが、その翌日2020年3月21日にメールでライセンスが届きました。
購入時に学生書の提示はいるの?
私自身、気になっていたのですが、購入から現在まで学生証の確認などはありませんでした。だからと言って偽って購入した場合、訴訟の可能性もゼロでは無いのでご注意ください。
私は大手ITベンダに勤めておりますが、Microsoftがとある企業にライセンス監査に入ったのちにライセンス違反を指摘し、過去利用時まで遡って費用を請求したという事例を聞いたことがあります。
登録情報や住所、過去のトラフィックや購入履歴などから、いずれバレます。
購入後は2台目や複数台のMacで使えるの?
少なくとも私の環境では2台で使えた事例があります。
1台目:Macbook pro 16インチ(2019)
2台目:Macbook 12インチ(2017)
1台目が自宅用のメインで2台目が持ち運び用です。
どちらも同じApple IDで使っているという環境です。
あくまで自身で使っているのであれば問題なさそうですね。
「教育機関向けpro appバンドル」を再インストールは出来るの?
教育機関向けpro appバンドルはApple IDに紐づくので再インストールが出来ます。
私はこれまでMacbookを4回以上、完全な初期化をしています。
その都度、教育機関向けpro appバンドルで入手したFinal Cut ProやLogicを再インストールしていますが問題ありません。
イメージとして、iPhoneを初期化しても以前に購入した有料のアプリが使えるのと同じです!
「教育機関向けpro appバンドル」購入後のMacbookへのインストール方法
ここからは、インストール方法をスクリーンショット付きでご紹介します。
結論として、購入後にAppleからメールで送られてくるライセンスコードをMacのApp Storeで入力するだけです。
メールでライセンスを確認
教育機関向けpro appバンドル注文後、メールが届きライセンスが記載されているPDFファイルが添付されてきます。
PDFファイルが添付されたメールとは別でPDFファイルのパスワードが送られてくるので誤って破棄をしないようにしてください。
App Storeでコードを入力
メールに従い手順を進めます。
Macで[App Store]を開き「ギフトカードを使う」をクリックします
[コードを使う]画面で、メールで届いたPDFのライセンスを入力します。
入力後は「コードが適用されました」と表示されます。
そして、自動ダウンロードが始まります。
特に難しい手順は不要ですね。私はてっきりApp Storeとは別の方法でインストールをすると思っていたので簡単で驚きました。
まとめ
今回の記事では「教育機関向けpro appバンドル」の購入からインストールまでご紹介をいたしました。
私は社会人学生なので実感していますが、学生の皆様は学生のうちに学生身分を活用した方がいいですよ…。
Adobeシリーズも学割だと安かったりしますので。
もちろん通信制大学生も「大学生」なので、学割を使うことが出来ます!
マジナライフの森田ユウゴです!
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買い物を2007年には、店頭よりネット通販に移行した30代男性。これまで、楽天市場・Amazonで総額600万円近く使ってきました。
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