商品を購入してみた

e-Inkなのにカラー液晶!BOOX Nova3 Colorを1年間使ってKindle Paperwhiteと比較・評価をしてみた

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2021年3月ごろに、e-Inkディスプレイファンには驚きの商品が販売されました。

「ONYX BOOX Nova3 Color」という7.8インチでカラーe-Inkディスプレイの、Androidタブレットです。

e-Inkディスプレイとは、Kindle Paperwhiteでも使われている、紙のようなディスプレイのことで、スマホの画面とは異なり、直射日光を受けると逆に画面が見やすくなるという性質があります。
消費電力も少なく目に優しいという、現代人には優しいディスプレイがe-Inkディスプレイなのです。

これまでe-Inkディスプレイといればモノクロでしたが、BOOX Nova3 Colorではカラーのe-Inkディスプレイとして製品がリリースされています。

今回は少しでもカラーe-Inkディスプレイの良さを知ってもらい、需要が増えることで市場に浸透していくことを祈って、2021年発売のBOOX Nova3 Colorを1年使ってみた感想をお伝えします!

※本記事を執筆している2022年4月19日時点の情報では、後継モデル販売につき販売が終了しているようです。

後継モデルで「BOOX Nova Air C」という商品が2022年4月22日に発売されるとのことでした。

BOOX Nova3 ColorはKindle Paperwhiteとは何が違う?

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簡易スペック比較

Amazonなどの情報をもとに、スペックをまとめてみました。

  BOOX Nova3 Color Kindle Paperwhite(第11世代)
価格 49,800円 16,980円~
寸法(幅×奥行き×高さ) 197.3×137×7.7mm 174 x 125×8.1 mm
ディスプレイ 7.8型ニューカレイドスクリーン(カレイドプラス、4,096色) 6.8インチ反射抑制スクリーン
解像度 カラー:100dpi
白黒:300dpi
300ppi
バックライト フロントライト(寒色) フロントライト(寒色および暖色)
重量 265g 205g
メモリ 3GB 非公開
ROM 32GB 8GB~32GB
OS Android 10 独自OS
スピーカー ×
マイク ×
拡張端子 USB Type-C USB Type-C
バッテリ 3,150mAh 非公開(数週間続くらしい)
防水 ×
その他 Google Playを有効にして、様々なアプリをダウンロード可能 Kindle本専用機

e-Inkディスプレイという意味では共通のKindle PaperwhiteとBOOX Nova3 Colorですが、一長一短です。

例えば、価格の面だけでいえば圧倒的にKindle Paperwhiteの方が優勢ですが、BOOX Nova3 Colorは他にはないカラーe-Inkディスプレイということや、Google Playで拡張が出来るという特徴もあります。

以降ではもう少し詳しくBOOX Nova3 Colorの特徴を見ていきましょう。

大きな特徴①:カラーのe-Inkディスプレイに対応

e-InkディスプレイのAndroidタブレットはすでに各社出していますし、e-Inkスマートフォンというニッチなデバイスもあります。

最も大きな特徴として「カラーe-Inkディスプレイ」に対応しているということです。

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iPhoneで撮影して未加工のBOOX Nova3 Color

コチラがBOOX Nova3 Colorです。
写真では伝わりにくいのですが、e-Inkでここまでの色を出すことが出来ます…。

カラーであるということは、Kindle本の中でも雑誌やビジネス書など、写真が多く使われるような書籍で優位性を発揮します。

大きな特徴②:Root化なしでGoogle Playに対応

Kindle Paperwhiteとの違いとしてBOOX Nova3 ColorはGoogle Playに対応しているので、拡張性がとても高いです。

このようなAndroidベースの機器は、まれにroot化と呼ばれる作業が必要になるケースがありますが、本体の機能としてGoogle Playを有効にすることが出来ます。

安心して様々なアプリをインストールして、便利に活用することが出来ます。

大きな特徴③:Wacom技術を使った専用ペンに対応してデジタルノートに

WACOM Feel IT Technologyという、Galaxy Sと同じ技術を使っているペンが標準アクセサリーとしてついています。

iPadは別売りでApple Pencilを購入する必要がありますが、BOOX Nova3 Colorは標準アクセサリーとして専用ペンが付いています。

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BOOX Nova3 Color 専用ペン
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BOOX Nova3 Color 専用ペンを成人男性が握ってみた①
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BOOX Nova3 Color 専用ペンを成人男性が握ってみた②

さらに、iPadと同様にペーパーライクフィルムというものをつけることで書き心地をさらに良くすることが出来ます。

画面保護のついでにぜひ買っておきたいアクセサリーだと思います。

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実際に使っていますが、紙のような書き心地を得ることが出来ています!

1年間使った結果。BOOX Nova3 Colorのデメリット・悪いところは?

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BOOX Nova3 Colorのデメリット

  1. やっぱり「e-Inkディスプレイ」なので、動きは遅い
  2. ペンは専用アプリにしか最適化されていない
  3. 端末のスペック上、対応していないアプリもある

いくつかの特徴があるBOOX Nova3 Colorですが、1年間使ってみて思うデメリットを挙げてみます。

やっぱり「e-Inkディスプレイ」なので、動きは遅い

最もデメリットと言えるのは、画面の描写速度でしょうか。

これはBOOX Nova3 Colorの性能というよりは、e-Inkディスプレイであることの宿命ですね。Kindle Paperwhiteでも同じです。

しかし、BOOX Nova3 Colorには描写速度を優先するか、画面の品質を優先するか選ぶことが可能です。

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  1. ノーマルモード:一番美しく表示されます。テキストを読む場合に最適です。
  2. スピードモード:残像が少し残りますが、テキストと画像を含む電子書籍を読む場合に最適です。
  3. A2モード:残像が残りますが、テキストと画像を含むウェブサイトを閲覧する際に最適です。

ノーマルモードでは使い物にならないアプリも、A2モードを使えば、動きのある動作を最低限利用できるレベルにしてくれます。

対策:「A2モード」というスピード優先のモードがあります。画面が若干雑に描写されますが、このモードならストレスは殆どなし。

ペンは専用アプリにしか最適化されていない

標準搭載アプリにノートがあり、それの使い心地はiPadなどと変わりません。
しっかりとパームリジェクションも働いているので、ご操作も少ないです。

しかし、Onenoteなど外部のアプリで同様な動きはしてくれません…。
ペンはもちろん認識してくれますが、手首あたりがペンとして認識してしまう…。

Kindle Paperwhiteはそもそもペンに対応していないので、ペンが使えるだけ良いと考えられます。

対策:ペンの利用をメインに考えているのであれば、標準アプリだけが実用的と考えておくこと。

端末のスペック上、対応していないアプリもある

e-Inkディスプレイのタブレットですので、やはりメインデバイスとしての運用は難しいです。

実験的にEPICのバトルロイヤルゲームのフォートナイトをインストールしようとしてみたところ、要件を満たしていないので起動すら出来ませんでした。

ちなみにフォートナイトは3Dゲームであり、 ARM64プロセッサーでAndroidを実行しているデバイス、Android OS 8.0以上、最低4GB RAM、 GPU: Adreno 530以上という、ある程度のスペックを要求しています。

このような高スペックアプリには対応していないと言うことは気を付けておいた方が良いです。

森田ユウゴ

そもそも、BOOX Nova3 ColorでフォートナイトやApex Mobileをやる人はいないと思いますが…笑

Kindle PaperwhiteはKindle専用機なので、アプリを入れられるだけメリットとしては大きいです!

対策:あくまでe-Inkディスプレイの機器。動きの激しい音楽ゲームやアクションゲームや、スペックを必要とするアプリは動かないということを心得ておく

BOOX Nova3 Colorならではのメリット・良いところの活用方法は?

Google Play対応ということで、好みのアプリを入れて活用するのが一番の活用方法です。

デメリットを踏まえて、私はどうやって使っているか、活用方法をご紹介いたします。

BOOX Nova3 Colorのメリット

  1. やっぱり1番はKindle本を読むのに便利
  2. 電池の持ちがいい
  3. カラーの電子ノートとしての活用
  4. 楽天マガジンで雑誌の文章も確認できる
  5. 動画の視聴もギリ可能
  6. ゲームも動く

やっぱり1番はKindle本を読むのに便利

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私の購入目的でしたが、最終的にはやはりKindle本の閲覧での利用に落ち着きました。

夜に寝る前の読書はスマホを使うとブルーライトを浴びてしまうので、BOOX Nova3 Colorで目に優しく読書をしています。

思ったよりも電池の持ちがいい

e-Inkディスプレイであるということや、メモリやCPUが程々にチューニングされているためか、BOOX Nova3 Colorの電池持ちはかなり良いです。

夜の読書だけの利用だと平気で1週間充電せずに利用が出来ています。

Android機器は電池の消耗が激しい印象ですが、BOOX Nova3 Colorはそのような印象は持ちませんでした。

カラーの電子ノートとしての活用

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やはり感動したのは専用アプリのノートでしょうか。

ノートの機能はiPadにはGoodNotes 5という神アプリがあり、同期が便利なOnenoteのような優れたアプリの方が勝ります。

しかし、e-Inkでかつカラーという面では、唯一の特徴だと思います。

楽天マガジンで雑誌の文章も確認できる

楽天マガジンも当然動作します。

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上記の画像を確認いただくとわかるとおり、細かい文字も比較的確認が可能です。

週刊誌のような文字が多い雑誌でもノーマルモードで十分に確認が可能です。

A2モードであれば、パラパラめくって1冊を1分くらいで読むような用途でも利用可能です。

動画の視聴もギリ可能

e-Inkは画面の変更が激しい動作には向いていません。
ですが、A2モードであれば思ったよりも閲覧が可能です。

スピーカーも搭載されているので、音声だけであれば十分に確認できます。

利用のイメージとしては、夜ちょっとだけYoutubeを見たいときに、ブルーライトを浴びずに済むのでBOOX Nova3 Colorを使う。というような感じでしょうか。

動画視聴目的にはおススメできませんが、e-Inkで少し動画を見たいという用途であれば十分おススメです。

ゲームも動く

森田ユウゴ

ゲームをBOOX Nova3 Colorでやれば、目に優しくゲームが出来るのではないか!?

Google Playを搭載しているので、好みのゲームを入れることが出来ます。

デメリットで挙げた通り、アプリとしてある程度のスペックを要求する場合は起動できなかったりするので、ご注意ください。

例えば、遊戯王デュエルリンクスは起動することが出来ました。

私はそもそもスマホゲームをやりませんが、夜寝る前にスマホゲーが習慣になってしまっている人は、BOOX Nova3 Colorで少しでも目を労わることができるかもしれません。

Duet Displayでe-Inkのサブディスプレイに

アプリとしては一応対応しています。

ただし、パソコンの画面を圧縮して転送された画面を、BOOX Nova3 Colorで見ることになるので劣化は否めません。

解像度が通常のディスプレイに比べて低いので、粗さは目立ってしまいます。

もし、Duet Displayを目的に使う場合は、予備の予備のディスプレイくらいの気持ちに考えておいた方がよさそうです。

さいごに

ポイントのまとめです。

BOOX Nova3 Colorのデメリット

  1. やっぱり「e-Inkディスプレイ」なので、動きは遅い
  2. ペンは専用アプリにしか最適化されていない
  3. 端末のスペック上、対応していないアプリもある

BOOX Nova3 Colorのメリット

  1. やっぱり1番はKindle本を読むのに便利
  2. 電池の持ちがいい
  3. カラーの電子ノートとしての活用
  4. 楽天マガジンで雑誌の文章も確認できる
  5. 動画の視聴もギリ可能
  6. ゲームも動く

結論として、あまり画面が動かない使い方にピッタリなので、やはり読書での利用が向いています。

また、値段がKindleの5倍近くするので、コストとメリットのトレードオフというところです。

Amazonが出しているKindle Paperwhiteでは色がついた書籍の確認には向いていませんので、BOOX Nova3 Colorを使えば目に優しく情報収集が出来ます。

カラーe-Ink液晶というものは他に類を見ない希少性があるので、夜間のブルーライトを少しでも減らしたいけど、コンテンツをしっかり消費したいという方には最適な商品ではないでしょうか。

森田ユウゴ

マジナライフの森田ユウゴです!

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