マジナライフ – キャラクターWorks
マジナライフのキャラクターWorksでは、オリジナルキャラクター「ジーナ」を育てています。やわらかくて丸い、低重心の子ブタです。元気だけど天然で、たまにぼーっとしている。自分のことを可愛いと思っていて、実際に可愛い。そういう子です。
LINEスタンプ「ジーナ」シリーズ
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ジーナは、AIに描いてもらっています
隠すことでもないので、先に書いておきます。ジーナの絵は、生成AIで描いています。
でも、ジーナに込めている思いは本物です。
だからこそ、AIに好きなように描かせるわけにはいきませんでした。
かわいかったので、間違ったジーナを世に出しかけた
クルーズ船のスタンプを作っていたときのことです。生成された絵の手足が、ジーナの正しい形になっていませんでした。それなのに僕は、その絵を採用しました。「前回よりは良くなっているから」という理由で。しかも、2回続けて。
かわいかったんです。かわいかったから、細かいことは目をつぶってしまった。
でもそれを繰り返せば、ジーナはジーナでなくなります。「前回より良い」は、正しさの基準になりません。比べる相手が間違っていたら、間違ったまま少しずつマシになっていくだけです。
それが悔しくて、仕組みを作りました。
AIがジーナを崩せないようにした
- 描く前に、決めさせる。何をどう描くのかをAIに答えさせて記録するまで、AIは1枚も絵を描けません。「たぶんこういうことだろう」でAIが勝手に描き始めることを、仕組みで止めています
- 手足の書き方は、一字も変えさせない。ジーナの手足の形は、決まった文章で固定してあります。AIがそれを言い換えたり要約したりしたら、その時点で生成が止まります。手足は、いちばん崩れやすいところなので
- 採否は、正解の絵とだけ比べる。「前回より良い」は採用理由になりません。ジーナの正本と見比べて、違えば落とす。どんなにかわいくても落とします
- 使った指示は、全部残す。1枚描くごとに、実際にAIへ渡した文章がそのまま記録されます。あとから「なぜこの絵になったのか」を追いかけられます
ずいぶん厳しいと思われるかもしれません。でも理由は単純で、ジーナが好きだからです。好きだからこそ、AIの気まぐれで別人になってほしくない。この仕組みは、管理のためではなく、ジーナを守るために作りました。
この仕組みは、ジーナ専用ではありません
作っているうちに、キャラクターに依存しない形に切り出しました。コマンドを一つ打てば、新しいキャラクターの制作環境が立ち上がります。共通の改善を思いついたら、すでに動いている各キャラクターへ配れます。そのキャラ独自にいじった部分は、壊さずに残したまま。
ジーナは、この仕組みの最初の一人です。
仕事でも、同じことをしています
AIに任せると速い。けれど、品質がぶれる。この「ぶれ」を、根性や目視ではなく仕組みで止めるというのが、僕がAI駆動開発でやっていることです。ジーナは、その一番わかりやすい実証になりました。