「通信制大学?恥ずかしくないの?」
なぜこのような声があるのでしょうか。
通信制大学でもいいじゃん!むしろ若い人が卒業出来るなんてすごい!
この記事では、社会人7年目で通信制大学に入学して2年半で卒業した私が「通信制大学卒は別に恥ずかしくない」ということをお伝えします。
社会人向けの記事は別のブログでも書いているのでよろしければご覧ください!
「通信制大学は恥ずかしい」という言葉はなぜ生まれるのか

「通信制大学は恥ずかしい」という言葉の理由を私なりに探ってみます。
通信制大学へ行くのは訳あり?
おそらく、色々な選択肢がある中で通信制大学を選ぶのは「訳あり」じゃないかと思う人がいるかもしれません。
通学制の大学:平日の日中に大学に通うのが普通?
通信制の大学:平日の日中に何か訳(良くない理由)があるから通信制に入る?(実際は違う)
おそらく上記のようなイメージがあると思います。実際のところ通信制大学には、よくイメージする”大学生”とは思えない様々な背景を持った学生が多く存在します。
多様性で溢れているのが通信大学生!
通信制大学は、社会人になってから自主的に学びたくて入学する大人が大半です。
例えば、ソフトバンクが設置している「サイバー大学」は社会人割合が60%となっています。(2022年5月時点)
通信制大学に入学すると、同級生は”社会で実際に働いている大人”であることが多い場合があるのです。
通信制大学へ行くのはコミュ障だから?
大学進学で様々な選択肢がある中で、わざわざ通信制大学を選ぶのは「コミュ障」だからじゃないかと思う人がいるかもしれません。
通学制の大学:大学で友達と授業を受けて、授業後はサークル活動からの飲み会
通信制の大学:人と関わりたくない人が家の中にこもって一人で勉強(実際は違う)
実は通信制大学でも、同級生とコミュニケーション取って進める授業があります。
私は完全オンラインの通信制大学を卒業していますが、インターネット掲示板のような仕組みでディスカッションをする授業もがありました。
4年時にある”ゼミ”に関しても、Zoomやチャットツールなどを活用して24時間自身から発信できる環境でした。
大学生活で悩んだことがあったら、大学のスタッフに問い合わせをメールや電話で出来ますし、授業を担当している講師や講師のサポート業務スタッフにも連絡が可能でした。
私に経験外の話ではありますが、1人でずっと勉強どころかインターネット上のコミュニケーションを重視した大学もあります。
例えばビジネス・ブレークスルー(BBT)大学に関しては、Zoomなどを用いてリアルタイムに意見交換や交渉の実践をする授業が多いそうです。
オンラインでリアルな表情などが見えない中、ビジネスの実践をする単位が多いらしいですね。
このBBT大学はリアルで交流するイベントも盛況なようなので、通信制大学は一人で勉強するという固定概念を崩してくれそうな大学でもあります。
通信制大学へ行くのは楽をしたい人?
色々な選択肢がある中で通信制大学を選ぶのは「楽をして卒業したい」という理由じゃないかと思う人がいるかもしれません。
通学制の大学:大学わざわざ足を運ぶのはきついしつらい。だから偉い(??)
通信制の大学:適当に授業受ければ卒業出来るんでしょ?(実際は違う)
いや、結構きついよ。むしろ勉強しないと卒業できない。
私のブログで恐縮ですが、上記は通信制大学に入学する人の向き・不向きを考えてみた記事です。
特徴1:学ぶこと自体に目的が特にない人
完全オンライン通信制大学の向き・不向き | 社会人が完全オンラインで卒業できる通信制大学のまとめ
特徴2:自主的に考えて動けない人
特徴3:学習計画を立てられない人
上記は記事の中で挙げた通信制大学に向いていない人の特徴から先頭3つを抜粋しました。
私は通学が必要な大学に通ったことが無いので気持ちが分かりませんが、少なくとも通信制大学は自己管理能力が必要ですし、目的意識を持っていないと授業の選択や学習はかなり難しいです。
私の実体験ですが、平日は夜21:00まで仕事して土日は授業と課題に追われるという週が発生してしまうことも多々ありました。
逆に言えば通信制大学を卒業出来るということは、目的をもって学び、自主的に考えて計画を立てられる人なのではないかと思います。
通信制大学を卒業後に何をしたいかが最重要

私の中の結論として「通信制大学を卒業後に何をしたいか」、これが最重要なのではないかと考えています。
通信制大学卒業だと就職できない?
私は新卒で大手ITメーカー企業に勤めているタイミングで、新卒採用となる大学生のリクルート活動を行った経験があります。
少なくとも私の所感ですが、現場は意外と大学生の学歴を見ていません。
むしろインターンシップ受け入れでは、学生の出身大学を聞いてはいけないという決まりもありました。(出身や大学による差別をしないため)
採用を担当する人事部のような部署は学歴を少なからず判断材料として見ている可能性がありますが、重要なのはあなたが何を目的に通信制大学に入り、何を学んできたかです。そして、就職先では何を出来るか・やっていきたいかを話すことが出来るのであれば、選んでくれる企業はきっとあります。
学歴を自慢したい?
もし学歴を自慢したいのであれば、あなたが自慢できると思う大学を目指した方がいいかもしれません。
ただ、学歴は持ってるだけではお金にならないのですよね…。
特に社会人の転職市場では「大卒」という条件はあっても「〇〇大学卒」っていう条件は見たことがありません。
学歴が求められるとしたら、採用する人事が責任逃れをするためだという可能性があります。
「〇〇大学出身だから大丈夫だと思いました!」と言うことで、人事が「私は悪くない」という理由にする訳ですね。
私が見た現役で通信制大学に入学している人の特徴
社会人になってから通信制大学に入学した私の感じる、高校卒業後にそのまま通信制大学に入学した学生の特徴です。
私の同級生と呼ばれる存在で、そのような方を何人も見てきました。
自分の考えをしっかり持っている
例えば、自身でテーマを選んでプレゼンをするという授業がありました。
私は社会人でプレゼンは日常茶飯事なので、いつも通り資料を作ってプレゼンをしています。
現役で通信制大学に入学している学は、普通に自身の意見をパワポにまとめてプレゼンをしています。
(もちろんデザインや内容に指摘出来るポイントはいくつもありましたが…)
俺、学生のときにそんなしっかりしたプレゼン出来なかったわ…。
社会人と私と肩を並べて平然とプレゼンをする姿。
おそらく、自分の考えをしっかりと持っているので嘘偽りがないのかもしれません。
現役社会人の私より、共感を得られる能力があったかもしれないと思える方が多くいました。
将来をしっかりと意識している
学内SNSなどで現役で通信制大学に入った生徒の投稿などを見ると、キラキラが止まりません。
おそらく20歳前後である学生が、将来は特定の業種で働くために企業に求められる資格を勉強しているというような投稿をしていました。
俺、学生のときに取得した資格は授業で強制的に受けたITパスポートと基本情報技術者試験だったわ…。
おそらく、将来やりたいことがハッキリしている学生だからこそ、通信制大学を選択して自己管理をして学んでいるのだと思いました。
人の話をしっかり聞くことが出来る
ディスカッションがある授業では、相手の発表に対してコメントを返すことが必要だったりしました。
私が発表した内容に対して、的確にコメントをしてもらい非常に驚いた記憶があります。
むしろ社会人の俺の方が人の話を聞けてないかも…。
現役で通信制大学に入学する学生は、SNSに慣れている世代だからでしょうか。
適格で正直な意見で、私の当たり障りのない投稿が稚拙な気がして溜まりませんでした。
あくまで私の少ない経験ですが、現役で通信制大学に入る人は大人よりも大人であるような人が多かった印象です。
まとめ
この記事では次のポイントを中心に記載をしました。
当ブログは大人・社会人向けですが次のような記事も書いています。

完全オンラインの通信制大学は以下のブログもご参照ください!
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