2018年以来5年以上、2024年もスタンディングデスクを現役で利用している森田ユウゴです。
今回購入してみたのは、出張・旅行先にも持ち運びが出来るという軽量コンパクトさが売りのスタンディングデスクです。
「スーツケースに収まるくらい小さく、2Lペットボトル2本よりも軽いスタンディングデスク」と言われてあなたは信じられますか…?
これまで見たことないほどコンパクトで実用的!
“Standmore Portable StandingDesk(スタンドモア ポータブルスタンディングデスク)”の何が凄い?
普通のスタンディングデスクは「大きい」「重い」
私は2018年頃からスタンディングデスクを使用しています。
これまでメインで使ってきたのがFlexiSpotというメーカーの電動式スタンディングデスクでした。
※上記は実際に使用しているスタンディングデスクとは別の型番の商品です。
天板と脚を合わせて約30kgと、持ち運びどころか部屋の中を少し移動ですら困難なスタンディングデスクです。
普通のスタンディングデスクは大きくて重いので、模様替えや引っ越しの際に大変…。
日本で”軽量コンパクト”で現実的な使用を出来そうなスタンディングデスクは、重さが15kgくらいの製品しかありません。
卓上スタンディングデスクという商品もあるのですが、そもそも机が必要なため考慮からは外しています。
私自身が「引っ越し」と言うタイミングで、もう少し機動性のあるコンパクトなスタンディングデスクを探して見つけたのが「StandMore Portable Standing Desk」という商品でした。
圧倒的に「軽量」「コンパクト」で収納も簡単
「StandMore Portable Standing Desk」は、スタンディングデスクを5年以上Amazonで検索してきた私が知る中で、史上最も軽くコンパクトで実用的なスタンディングデスクです。
全体で重さが”8.5ポンド≒3.85kg”とかなり軽量です。ケースに入れて片手で持ち上げられます。
折り畳みした状態だとキャリーケースにも入れられるほど小型です。バッグの見た目だけではスタンディングデスクとは思えないほどコンパクトですね。
簡易スタンディングデスクとして自宅はもちろん会社内、会社外限らず使えそうです。
最大の特徴が「キーボードトレイ付き」
スタンディングデスクは世の中に数多くありますが、私が必要なのが「キーボードトレイ」です。
FlexiSpotのスタンディングデスクにはキーボードトレイを付けて使用しています。
キーボードトレイが無いと、どうしても猫背になってしまいがちです。
ノートパソコンを使用していると顕著で、手元と目元が同じ高さの訳ですから次第に背中が丸まってしまいます。
「StandMore Portable Standing Desk」は軽量コンパクトながらキーボードトレイが付いた、唯一無二のスタンディングデスクなのです。
購入するにあたっての懸念点は「レビューが少なすぎる」
軽量・コンパクト・キーボードトレイ付き…。
良い条件は全て揃っていますが、懸念点はレビュー情報が少ない…どころか見当たらないことです。
国内はもちろん、販売しているアメリカでも情報が少なすぎました…。
US版のGoogleで検索しても、日本人向けの結果を表示しているのか個人レビュー的なサイトが見当たりません。
情報源は公式のYoutube動画のみでした。
動画を見る限り、欧米人でも高さに問題がなさそうなので、実際に購入をすることにしたのでした。
「StandMore Portable Standing Desk」はどこで売っている?
日本国内で販売されているのは2024年2月現在、87,000円とビックリな高価出品者しかいません。
USのAmazon.comだと到着まで時間がかかるとは言え、半分以下で購入できるのでAmazon.com経由で購入しました。
実際にかかった費用がこちら。
- 本体価格:約120ドル≒約18,000円
- 送料・手数料:約55ドル≒約8,000円
- 合計:約26,000円
円安で割高であることは仕方ないですが、日本円にして合計約26,000円でした。この金額があればFlexiSpotのスタンディングデスクの脚をもう一台買えるほど高めの商品です…。
次のURLがAmazon.comのURLです。
2024年2月29日:本体価格が昨年よりも30ドルほど上がっているので、現時点ではもう少し高価な商品となります。
“StandMore Portable Standing Desk”の開封から組み立て
ここからは「StandMore Portable Standing Desk」の開封と組み立てを20枚以上の写真でご紹介します!
箱と中身は非常にシンプル
こちらがUSのAmazon.comから到着した「StandMore Portable Standing Desk」です。
箱を開けると専用の収納バッグの中に次のアイテムが入っていました。
コレがスタンディングデスク!?
いわゆるメインとなる本体は、カメラの三脚のようなコンパクトさです。
本体が小さいので専用のバッグも必要最小限と言った具合です。ボストンバッグのように持てるストラップ付でした。
組み立ては非常に簡単
以降で説明書の画像を紹介していますが、組み立ては非常に簡単です。
まずは折り畳みのPCとキーボードトレイを組み立てます。
これらを専用のアダプタで固定します。
キーボードトレイ、PCトレイの組み立て後の写真がこちらです。
特に複雑な手順もなく準備完了です。
最後に土台となる三脚を広げて、真ん中のポールを一時的に外します。
支柱にキーボードトレイを取り付けます。
メインとなる組み立ては本体にPCスタンドとなる台座を回して付けます。
PCトレイを取り付けたらあっという間に完成です。
むしろ文章と画像にすることで逆に複雑に感じてしまったかもしれないと思うほど、簡単に組み立てられます。
PCトレイとなる部分は傾きの調整も可能で、ノートPCを置くこともモバイルモニターを置くことも可能です。
左からモバイルモニタを立てかけたスタイル、モバイルモニタを立てて配置したスタイル、PCをちょうど良い高さに配置したスタイルです。
最終的に、引っ越し先で行きついたのは次の写真の状態です。
(参考)説明書の内容
海外製品なので説明は英語ですが、英語が苦手な方でも画像を見るだけで組み立てられるのではないか?というくらいシンプルです。念のため説明書の内容もシェアします。
“StandMore Portable Standing Desk”の使用感
「StandMore Portable Standing Desk」を購入して約3か月間、自宅のメインデスクとして使用した感想です!
「StandMore Portable Standing Desk」の良いポイント
Good1:”軽い”ので移動が簡単
「StandMore Portable Standing Desk」は土台が安定しており、キーボードトレイやPCトレイも意外と安定して揺れづらいです。
揺れが全くないとウソになりますが、神経質気味の私でも揺れが気になって集中が途切れるような感覚は有りません。
Good2:”小さい(≒コンパクト)”で無駄な物を置けない結果、集中しやすい
必要最小限のスペースしかないので次のような環境になっています。
このようにスペースを全て使用するほど、ピッタリな配置になっているので、他の物を置くスペースはありません。
ディスプレイの手前に若干、スマホを置けるくらいのスペースしか余裕はありません。
しかしスペースがほぼありませんが、狭くて作業し辛いという感覚はありません。
それぞれ以前に記事でご紹介しているのでご参考にいただければと思います。
Good3:十分な高さに調整が可能でステッパーと合わせて利用が可能
2018年に購入して今でも現役で使える耐久性の「Xiser Pro Trainer」と合わせて使用することで、より集中しやすい環境にもなります。
ステッパーとして長時間利用が可能な「Xiser Pro Trainer」を合わせても高さに余裕があります。
身長が168cmの私でもスタンディングデスクの脚を全て伸ばさずに使えているので、170cm台の方であればスタンディングデスクとの併用も問題ないかと思います。
「StandMore Portable Standing Desk」の悪いポイント
「StandMore Portable Standing Desk」はコンパクトで優秀なスタンディングデスクですが、もちろん悪い点もあります。
スポンサーがついていない個人レビューの記事だからこそ本音でご紹介です。
Bad1:高さの調整が面倒
いわゆるカメラの三脚式なので、高さの調整は面倒です。
PCトレイにパソコンやモニターを乗せているとき、高さ調整は出来ないと思った方が良いです。バランスが崩れて物が落ちます。
ステッパーを利用した時の高さと、通常時の高さが異なるので、常にステッパーの上に私は立っています。
Bad2:ケーブル収納は自分で方法を探すしかない
唯一の問題点と言えば、ケーブルの収納がまったく考慮されていないという点です。
私の場合、モバイルディスプレイの背面に”GPD Win 4″を置いており、電源はエレコムのクリップタップで固定をしています。
次のようなケーブルにまみれた環境なので、配線が気になってしまう方には絶対にオススメしません。
上記はキーボードもマウスも、充電時を考慮した最大ケーブル構成の画像ではありますが、非常に気持ち悪いです。
Bad3:価格が高い
さらに価格も日本円で約3万円とコスパは悪いです。
しかし唯一無二の軽量さとコンパクトさを備えたスタンディングデスクです。
「StandMore Portable Standing Desk」の使用感まとめ、誰にオススメ?
結論として「StandMore Portable Standing Desk」はどんな人にオススメなのでしょうか?
スタンディングデスクを初めて使う初心者に良いかも!
軽量でコンパクトでニッチな商品なので、マニア向けかと思いきや、初心者こそ使用をオススメしたいスタンディングデスクだと思いました。
スタンディングデスクは大きくて重い製品が多く、一度購入すると場所が固定されるケースが多いです。
実際使ってみると、スタンディングデスクとして使用するのであれば別の部屋が良いというケースも想定されます。
まずは自宅のリビングに設置してみる、合わなければ寝室に設置してみる…など、すぐに折り畳み出来てコンパクトな点から、家中の様々な環境で自分に合った使用場所を探しやすいというのが利点です。
万が一、自分にスタンディングデスクが合わないと感じても折り畳めばスペースも取りません。粗大ゴミとして出す場合でも軽いので楽です。
スタンディングデスクが欠かせないヘビーユーザーにもオススメしたい!
すでに作業場所にスタンディングデスクがあるような、ヘビーユーザーにもオススメです。
私自身が電動昇降スタンディングデスクをずっと使用してきましたが、いつもとは違う場所に気軽に設置して作業出来るという点が気に入っています。
現時点では予定がありませんが、長期の出張でホテルに引きこもるケースがあっても「StandMore Portable Standing Desk」さえあれば自宅と同じように作業が出来そうです。
さいごに
最後に「StandMore Portable Standing Desk」をオススメ出来ない人を挙げてみます。
- 机に置く物が多く、揺れずに安定した机を求めている方
- 作業机に3万円も投資出来ない方
- 持病で立ちっぱなしがそもそも出来ない方
机の広さや安定した机を探している方には絶対にお勧めしません。
PC利用がメインのスタンディングデスクを求めている方で、これまでスタンディングデスクを使ったことがないような初心者、作業環境を変えてリフレッシュをしたいヘビーユーザーにオススメの商品でした。
マジナライフの森田ユウゴです!
当ブログでは「それもっと早く知りたかった」と言いたくなる商品やサービスをご紹介しております!
買い物を2007年には、店頭よりネット通販に移行した30代男性。これまで、楽天市場・Amazonで総額600万円近く使ってきました。
ネット通販で、普通にモノを買う「一般人視点」での情報を発信しています!
最新の投稿に関する情報は「Twitter@majinalife_blog」で行っております。ご意見・コメントなどもぜひご連絡ください!
キーボード:FMV Mobile Keyboard
マウス:Razer Naga Trinity
その他:エレコム疲労軽減リストレスト Confy、ドリンクホルダー等